タイムロードは10月15日、独ULTRASONEのイヤホン「Tio(ティオ)」「IQ(アイキュー)」と密閉型ヘッドホン「edition8 Romeo」「edition8 Julia」を発表した。TioとIQは10月27日発売で、edition8 Romeoとedition8 Juliaは11月発売。

価格はTioとIQがオープンで、edition8 Romeoとedition8 Juliaは151,200円。Tioの推定市場価格は4万円強でIQの推定市場価格は7万円台。

ULTRASONE初のインナーイヤーヘッドホン「Tio」(左)「IQ」(右)

同社のヘッドホンは、人間工学に基づいた設計で、長時間のリスニングでも低負荷で装着できるのが特徴だ。

TioとIQは、ULTRASONEとしては初のインナーイヤーヘッドホン。Tioはシングルバランスドアーマチュアドライバーを採用するモデルで、IQは、中高域用にバランスドアーマチュアドライバーを、低域用にはネオマグネットを使用した8mm径のダイナミックドライバーを採用する2Wayモデルだ。

Tioの再生周波数帯域は19Hz~21kHz。インピーダンスは18Ωで、感度は106dB(@0.1V SPL/1kHz)、SPL出力音圧レベルは117dBだ。ハウジングはアルミニウム削り出しで、コードは高品質なOFCを採用。マイクロフォン/リモートコントローラーも装備する。コードを除いた重量は5g。

IQの再生周波数帯域は17Hz~21kHz。インピーダンスは20Ωで、感度は106dB(@0.1V SPL/1kHz)、SPL出力音圧レベルは119dBだ。コードは着脱式で、標準タイプとマイクロフォン/リモートコントローラー付きタイプの2種類が付属する。コードを除いた重量は10gだ。

両モデルとも、付属のイヤーチップは、シリコンチップが5ペア(S/M/L/M long/L long)に、TX-100 Complyフォームが2ペア(M/L)だ。

ハンドメイドヘッドホン「edition8」のカラーバリエーションモデル「edition8 Romeo」(左)「edition8 Julia」(右)

edition8 Romeoとedition8 Juliaは、ハンドメイドヘッドホン「edition8」のイヤーパッドとヘッドパッドを中心にカラーを変更し、コードを着脱式にしたモデル。

edition8 Romeoでは、ブラック仕上げのアルミニウムヘッドバンドに、ヘッドバンドとイヤーパッドはブラックエチオピアンシープスキンレザー、イヤーカップはブラッシュ仕上げのブラックパラディウムコーティングを施され、インレイ部分はブラックアルミニウムを採用している。

edition8 Juliaでは、イヤーパッドとヘッドパッドに採用するエチオピアンシープスキンレザーを、赤紫の花「フクシア」のカラーに染色。イヤーカップにはルテニウム・コーティングが施され、青貝細工でインレイと刻印が付けられている。

ドライバーは、40mm径のトリプルバスチューブ・チタンプレイテッド・マイラードライバーで、再生周波数帯域は6Hz~42kHz。インピーダンスは30Ωで、出力音圧レベルは96dBとなっている。コードを除いた重量は260gだ。着脱式のコードは長さ1.2mで、マイクロフォンとリモートコントローラーを備えている。