ジャガー・ランドローバー・ジャパンはパリ・モーターショーにて、かねてから注目を集めている新型スポーツカー「Fタイプ」を発表した。最上級モデルはV8エンジンを搭載し、0-60mphは4.2秒というホットなモデルとなっている。

ジャガー「Fタイプ」

「Fタイプ」は完全に新型の2シーターオープンスポーツカーで、2011年に発表したコンセプトカー「C-X16」が非常に好評だったことから市販車として開発が進められていた。今年4月のニューヨーク・オートショーで正式に発売が発表されたものの、その詳細は伏せられたままになっていた。

グレード構成は、「Fタイプ」「FタイプS」「Fタイプ V8 S」の3グレード。搭載されるエンジンは、「Fタイプ」が340PSを発生する新型3.0リットルスーパーチャージドV6ガソリンエンジン、「FタイプS」が380PSにチューンされた同タイプのエンジン、「Fタイプ V8 S」が495PSを発生する5.0リットル・スーパーチャージドV8ガソリンエンジン。どのグレードも8速「クイックシフト」トランスミッションが組み合わされ、センターコンソールにある「スポーツシフト」セレクターやステアリングホイールのパドルシフトで操作できる。

最上級グレードの「Fタイプ V8 S」は0-60mph加速が4.2秒、最高速度は186mph(約300km/h)に達する。「FタイプS」でも60mph加速が4.8秒、最高速度は171mphとなっている。「Fタイプ」は0-60mph加速が5.1秒、最高速度は161mph。