「アスラビット」は18日、天地無用食品専用のレジ用包装材「ランチビークル」の公式ページを開設。技術を公開した。
クレーンの「玉掛け」技術をレジ袋に応用
このレジ袋は、弁当などで一般的に使われる平容器、丼・カップなどの天地無用食品の梱包(こんぽう)と携帯に適した、新構造のレジ袋。容器に合わせ「ブリッジタイプ」「クレーンタイプ」の2種類が公開された。
従来のレジ袋では、弁当を持ち運ぶうちに容器が傾いて中身が寄ったり、汁がこぼれたりする場面がよく見られた。
ランチビークルは、クレーンで荷物を釣り上げる際に、荷物の傾きを防ぎ安定して保持する「玉掛け技術」を応用。中身を傾かせずに持ち運べるという。
容器を絞り上げて保持する「クレーンタイプ」
「クレーンタイプ」は、容器を収納した取っ手1本のシルエットが、クレーンのつり荷に似ていることからの命名。取っ手が垂直づりのシングルになっている点が特徴で、収納容器を絞り上げるため、容器の転倒や汁漏れが防げるという。
容器の荷重を均等に分散して保持する「ブリッジタイプ」
「ブリッジタイプ」は、容器を収納したシルエットが「斜張橋」に似ていることからの命名。取っ手が2本1組となっている点が特徴で、容器の荷重を長辺2辺に均等に分散してホールドすることで傾きを抑えるという。
技術の詳細内容や導入、業務販売等の問い合わせは「アスラビットの公式ページ」へ。