業界初の前方車両接近アラート機能の利用が可能なスマォアプリ「Safety Sight」

損害保険会社である損害保険ジャパンと日本興亜損害保険はこのたび、安全運転支援を目的とした自動車運転者向けスマートフォン用新アプリ「Safety Sight(セーフティサイト)」を共同で開発。iPhone用アプリの提供を8月27日から開始した。利用料金は無料で、10月にはAndroid用アプリの提供も予定している。

同アプリは、「前方車両接近アラート・前方車両発進お知らせ機能」を搭載している。運転中の前方映像の解析(形状、大きさ等)により、スマートフォンが前方車両との車間距離を認識。前方車両の接近時や発進時に音で知らせるという。

また、運転中にスマートフォンが感知した揺れや位置情報、前方映像を解析。速度・急加速・急ブレーキ・車間距離等のデータを検知し、「安全運転診断」を実施する。「走行履歴」では、走行したコースの地図や距離、時間、速度、急ブレーキ地点などの履歴を確認できるとのこと。

さらに、「ドライブレコーダー」では、運転中にスマートフォンが急ブレーキや衝突などの衝撃を感知した際に、衝撃の前後数十秒、前方の映像を自動的に録画・保存するという。

それ以外にも、自動車に関するトラブルの対処法を専門家がわかりやすく解説する「トラブル解決術」、周辺の施設(空港、高速SA・PA、道の駅、ゴルフ場など)に関連するトラブル解決術を通知する「トラブラナイザー」などの機能がある。

なお、両社の契約者以外でも利用が可能。対応機種は、iOS4.1以降のiPhone4およびiPhone4Sで、アップル社のApp Storeからダウンロードすることで入手できる。

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