タレントのヒガリノ、俳優の荒井敦史、阿久津愼太郎、永岡卓也が、25日、都内で映画『ライフ・イズ・デッド』DVD(4,935円 発売元:ポニーキャニオン)の発売記念イベントを行った。
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左から、阿久津愼太郎、荒井敦史、ヒガリノ、永岡卓也 拡大画像を見る |
映画『ライフ・イズ・デッド』は、人間の体液によって感染するアンデッド・ウィルス(UDV)が蔓延する近未来が舞台。UDVに感染すると心臓も思考も停止しているのに動き回る症状が出るため、通称ゾンビ病と呼ばれる病気に感染した逝雄(荒井)は、妹の消子(ヒガリノ)や両親に支えられた日々を過ごすが、社会のUDVへの酷い対応によるストレスで、症状が進行してしまう――というストーリーで、消子の同級生を阿久津、逝雄の主治医を永岡が演じている。
荒井は「怖いだけで終わっちゃうゾンビ映画じゃない。人間関係をメインとした作品で、ラストは衝撃の展開です」とアピールし、ヒガリノは「ホラーは苦手だけど、怖くなかった。お兄ちゃんと親友の友情だったり、怖いだけじゃないです!」とPR。DVDの特典ディスクには、メイキング映像が収録されており、ヒガリノは「メイキングを見て、バカ丸出しだなと。すごく仲が良かった現場でした」と振り返り、荒井も「こんなに仲良かったっけ? みたいな感じ。僕がNG出しまくってるシーンもあるので、楽しめるんじゃないかな」と笑顔を見せた。
報道陣に、もしゾンビになったら? と聞かれると、荒井は「死にたくはないけど、人に迷惑が掛かるから諦めるかも……」と吐露したが、ヒガリノは「引きこもると思う。ソンビらしい生き方を見つけます!」と前向き発言。一方、永岡が「ギリギリまで大切な人と一緒にいたい」と話すと、阿久津は「僕は不老不死でいったら、不死タイプだから死にたくない。誰か良いパートナーを見つけます!」と宣言して笑いを誘っていた。また、同作には5月にスキルス性胃がんで亡くなった俳優の小林すすむが、荒井の父親役で出演しており、荒井は「小林さんが撮影は楽しかったと言って下さってたらしいので、多くの人にこの作品を広めていきたい」と神妙な面持ちで語った。