電気自動車企画のレッドスターはこのほど、電気自動車「フィアット500EV」を発売した。1965~1968年に生産された「500F」をベースにEV化したモデルだ。

「フィアット500EV」。現行モデルの「500」ではなく「500F」がベースに

映画『ルパン三世 カリオストロの城』でもおなじみのモデルをEV化した

レッドスターはこれまでにも、意欲的な電気自動車を企画、生産している。映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で人気モデルとなったデロリアンについては、デロリアン・モーター・カンパニー日本法人を設立(詳細は本誌既報の通り)。2013年の販売を目指してEV化したデロリアンの発売準備を進めている。また、米国の人気テレビドラマ『ナイトライダー』に登場する「ナイト2000」もEV化して発売し、大きな話題となった。

今回発売される「フィアット500」も、映画『ルパン三世 カリオストロの城』で話題を呼んだモデルだ。仕様としては、最高出力は10~100馬力までで、要望により調整可能。ユーザーの要望に沿ったカスタマイズが可能となっている。充電時間は8時間(急速充電非対応)、継ぎ足し充電も可能。充電プラグは100V(アース付)、200V丸型、200V平型対応。充電スタンドコネクタ搭載も可能。保証は1年保証となっている。価格は780万円で、車検および陸運局への登録、納車費用を含めた価格となっている。