Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed.

Chroniumブログにおいて20日(米国時間)、Windows 8のメトロモードで動作するChromeについてのプラグインの状況が報告されている。Googleでは3月よりWindows 8環境向けのChromeを開発しており、6月7日にはWindows 8対応版のChromeの提供をユーザ向けに開始するとを発表していた。現在ベータチャンネル(Chrome 21)が、Windows 8に対応しているバージョンとなる。

Chroniumブログによると、Windows 8のメトロ環境で実行されるChromeでは、いくつかのプラグインが動作しないという。これらプラグインはNPAPIテクノロジが使われており、NPAPIがWindows 8のメトロ環境との互換性がないために動作しない。ただし、Adobe Flash Playerおよび組み込みのPDFビューワに関してはPPAPIテクノロジが使われているため、これらプラグインはWindows 8のメトロモードで動作するChromeで実行できるという。

ブログ内ではこのほか、FlashおよびPDF以外のプラグインの使用が減少しているという興味深い点を指摘している。Chromeユーザから送信された使用統計をもとにして、各プラグインを使用したユーザの割合が掲載されており、Flash PlayerおよびChrome PDFビューワ以外のプラグインの使用割合が少ない状況となっている。