JTB西日本は14日、今夏の旅行動向について発表し、旅行消費の意欲が高まるとの予測を示した。
昨年は東日本大震災によって旅行動向にも大きな影響が出たが、今夏はロンドンオリンピックや東京スカイツリーの開業などの明るい話題が多いので期待しているという。また、過去のオリンピックイヤーでは、大型テレビの需要が高まり、旅行消費の優先順位が低くなる傾向にあったが、今年は地デジ化移行の流れでおおむね買い替えが済んでいるため、旅行消費の意欲が高まると予測している。
7~9月の海外パッケージ旅行(ルックJTB、JTBお買得旅)における販売動向(対前年比)を見ると、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど、いずれも100%超。国内パッケージツアー(エースJTB)においては、2011年との比較では回復するも、2010年との比較ではまだ戻りきっていない。西日本エリアでは、沖縄だけが前年を超えたという。
なお、円高基調の後押しにより、海外旅行ではルックJTBわいわいファミリーシリーズなどの家族旅行が、国内旅行においては東京スカイツリーを前面に訴求したエースJTB「東京下町物語」などが人気とのこと。
現在同社では、JTB「おいしいシアワセ」キャンペーンとして、総額5万円以上の宿泊を伴う旅行を申し込んだ人を対象に、抽選で日本各地の特産品をプレゼントするキャンペーンを行っている。キャンペーン期間は5月14日~6月30日まで。
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