米Googleは15日(現地時間)、Webブラウザ「Chrome」の安定版の新版(バージョン19)をリリースした。新たに「開いているタブ」をGoogleアカウントに同期できるようになった。

ChromeではGoogleアカウントでサインインすることで、クラウドサービスを通じて、ブラウザのデータ (ブックマーク、履歴、自動入力、パスワード)や設定、テーマ、拡張機能、登録しているWebアプリなどをChrome間で同期できる。新たに追加された「開いているタブ」の同期を選択すると、開いていたタブの情報がクラウドにアップロードされ、他のChromeブラウザでも「新しいタブ」の下部にある「その他のデバイス」からアクセスできる。同機能はAndroid用Chrome「Chrome for Android Beta」もサポートしている。

Chromeで開いていたタブがクラウドに自動同期、他のChromeでも「その他のデバイス」からアクセスできる

Chrome 19アップデートでの脆弱性の修正は20件。レーティングが「High」のものが8件含まれる。