コンチネンタルタイヤはこのほど、メルセデス・ベンツの新型Bクラスの純正タイヤに「ContiSportContact 5」のランフラットタイヤとハイパフォーマンス・エコタイヤ「ContiEcoContact 5」が純正採用されたと発表した。

「ContiSportContact 5」

「ContiEcoContact 5」

ランフラットタイヤの仕組み

「ContiSportContact 5」はコンチネンタルタイヤの独自の技術である「ブラック・チリ」コンパウンドに2種類のポリマーを配合し、優れた走行性能とウェットグリップ、耐摩耗性などを高い次元で両立する。これまでにメルセデス・ベンツのEクラス、Sクラス、SLクラスなどに採用された実績がある。

一方、「ContiEcoContact 5」は時速300kmに対応するスピードレンジ「Y」のサイズを有するハイパフォーマンス・エコタイヤ。転がり抵抗を低減して優れたエコ性能を実現しながら、ウェットグリップやブレーキ性能も高く、耐摩耗性、乗り心地も優れている。空気圧がゼロになっても、時速80km以下で最長80kmまで安全な走行ができるランフラットタイヤだ。サイドウォールに剛性の高い補強ゴムを追加し、空気が抜けた時にはこのゴムが車体を支える。

コンチネンタルタイヤは自動車部品グループコンチネンタルAGの乗用車タイヤ部門で、ヨーロッパでは欧州新車装着率30%以上を誇るマーケットリーダーとなっている。2014年のFIFAワールドカップ ブラジル大会のオフィシャルスポンサーでもある。