ロゼッタストーン・ジャパン株式会社は、「今年の海外旅行先で現地の人と会話するための準備をしているか?」という自由回答の質問を実施。その結果、「現地で会話するための準備は特にしていない(1位・49.0%)」との回答が半数近く寄せられた。

渡航先の外国語に関する準備をしていない人が大半を占める結果に

同社は「海外旅行と外国語に関する意識調査」を実施した。対象は2012年のGW(4月下旬~5月上旬)に海外旅行を予定し、かつ過去に海外旅行経験がある20代~40代男女103名。

その結果、海外旅行先でコミュニケーションをとりたい・とってみたいという思いは強く、また過去のトラブルなどから外国語の必要性を感じた経験が多いことがわかった。

しかしその一方で、実際に今年のGW旅行に向けて、現地の人と会話をするために「特に準備をしていない(1位・49.0%)」人が最多。

「教材等で学んでいる(2位・21.0%)」、「会話フレーズ集等を持っていく(3位・18.0%)」、「もともと話せる(4位・17.0%)」などの選択肢を抑える結果となった。思いと行動にギャップが見られる。

また、「もし海外で現地の言葉で自由に会話ができたら、どんなことをしてみたい?」という自由回答の質問では、「現地の人しか知らない/行かない穴場にいきたい」という回答が全体の21%で1位、同数で「現地のネイティブに積極的に話しかける」という結果に。

少数意見としては、「震災の際、支援や応援をしてくれた国の人に、お礼を伝えたい」(20代女性)、「日本についてたくさん教えてあげる」(20代男性)などが挙げられる。