NTTレゾナント株式会社が運営するインターネットアンケートサービス「gooリサーチ」は、「購買行動においてクチコミが与える影響」について、全国の15歳以上男女を対象にアンケートを実施した。
同調査では、商品・サービスを購入する際、事前に情報収集をする人は8割にものぼることがわかった。男性では4分の1の回答者が「かなりの頻度で情報収集してから決める」と回答、慎重タイプの多さが目立つ。
良いクチコミと悪いクチコミがあった場合、「良いクチコミの方が気になる人」は全体の3割に対し、「悪いクチコミの方が気になる人」は7割強と、悪いクチコミが与える影響の方が大きい。これは、買ったときに後悔しないためと考えられる。
クチコミを信じる人は8割で、どのようなポイントで信頼されるかは次のとおり。
「文章がしっかりしている」「自分と同じ考え方である」「同じような年代、立場の人の意見」
具体性を伴っていることで納得したり、自分をユーザーとして置き換えたりしていることがうかがえる。
なお、クチコミの投稿経験がある人は全体の3割。内容は「良いことをほめる内容」や「冷静なレビュー」との回答が得られた。
調査は、2011年11月2日(水)~2011年11月6日(日)に実施。有効回答者数は2,107名。
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