「IdeaPad S206」(写真はコットンキャンディーピンクモデル)

レノボ・ジャパンは17日、AMDデュアルコアC-50にAMD Radeon HD 6250のグラフィックスを搭載した11.6型のミニノートブックPC「IdeaPad S206」を発表した。全国の家電量販店で4月21日より販売を開始する。店頭予想価格は50,000円前後。

同製品は、厚さ約21mm、重さ約1.3kgという11.6型のミニノートブックPCである。AMDデュアルコアC-50にAMD Radeon HD 6250のグラフィックスを搭載し、USB3.0ポート、HDMIポートといったインターフェースを装備する。長時間使用のために、バッテリーの駆動設定を行う4つのモードや、APUやHDDなどの消費電力をコントロールする「スマート電力節約」機能、動作パターンを検出し最適なバッテリーの使い方を設定する「バッテリーヘルス」機能といった省エネ機能を搭載。フル充電の状態で約3.7時間の使用が可能となっている。キーボードはフルサイズのAccuTypeキーボードを装備。指に優しいカーブのデザインを施し、ミスタイプを軽減させるキーの配列を実現しているという。また30万画素HDウェブカメラを内蔵しており、高画質なビデオチャットを楽しむことができるほか、起動時間約10秒でインターネットに接続できる「Lenovo クイックスタート」機能を搭載している。カラーは、パールホワイト、グラファイトグレー、コットンキャンディーピンクの3色を用意。

カラーバリエーションは3種。左からパールホワイト、グラファイトグレー、コットンキャンディーピンク

主な仕様は、APUがAMDデュアルコアC-50(1.0GHz)、チップセットがAMD A50M FCH、グラフィックスはAMD Radeon HD 6250、メモリはPC3-10600 DDR3 SDRAM 2GB、ハードディスクは5,400rpmの320GB(シリアルATA/2.5インチ)、ディスプレイがLEDバックライト付11.6型ワイドHD光沢液晶(1,366×768ドット/1,677万色)。OSはWindows 7 Home Premium with Service Pack1(SP1) 32bit。インターフェースは、USB2.0ポート×1、USB3.0ポート×1、HDMIポート、 マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャックに、前述の30万画素HDウェブカメラなどを搭載する。バッテリー駆動時間は3.7時間(2セルLi-Ionシステムバッテリー使用時)。サイズは299×192mm、厚さは最薄部20.7mm。バッテリーパックを含んだ重量は約1.3kgとなっている。