着せ替え人形「リカちゃん」を販売する株式会社タカラトミーは、「リカちゃん」の2012年度のテーマを「家族」として展開していくと発表した。その第一弾として、ファミリー人形「だいすきなおばあちゃん」と、新しい家「リカちゃんハウス グランドドリーム」を、2012年4月26日から全国で発売開始する。
リカちゃんのおばあちゃんはカフェのオーナーで56歳
同社によると、1967年に誕生した着せ替え人形「リカちゃん」は、リカちゃんのファッションや家族の職業のほか、家族の形もその時代を表現しているという。今回新たに登場する「だいすきなおばあちゃん」は、名前は「香山洋子(かやまようこ)」で年齢は56歳。リカちゃんの母方の祖母で、お花屋さん兼カフェのオーナーという設定。現代の「おばあちゃん」像を象徴するように、若々しくきれいで、活動的という設定になっている。
おばあちゃん登場の背景には「震災」の影響も
「おばあちゃん」の登場の背景には、リカちゃんで遊ぶシーンとして“祖父母と孫が一緒に遊ぶ”という声が増えたことや、リカちゃんで遊んだ経験のある「リカちゃん世代」が三世代に及ぶようになったことがあげられる。また、東日本大震災をきっかけに家族の絆や人とのつながりを意識するようになったこともあるという。「だいすきなおばあちゃん」は価格3,360円(税込)。
おばあちゃんの家は憧れの大型ハウス「グランドドリーム」
「だいすきなおばあちゃん」と同時に販売される「リカちゃんハウス グランドドリーム」は、女の子憧れの洋館をイメージした大型のハウス。高さ45cm、幅約110cmという大きさの家で、家具付のためすぐに遊ぶことができる。「おばあちゃんが大好きなリカちゃん一家が週末みんなで過ごす家で、リカちゃんのパパ(ピエール)が、おばあちゃんのために建てた家」という設定になっているという。「リカちゃんハウス グランドドリーム」は価格10,500円(税込)。
おばあちゃんのお店「お花がいっぱいケーキやさん」も発売
「リカちゃんハウス グランドドリーム」は2階建て。赤い屋根に煙突、長い階段、家の中のすべり台など子どもの憧れを表現。チャイムや電話など、随所に音が出る工夫を施すなど、細部までこだわった作りになっている。また、リカちゃんのおばあちゃんのお店「リカちゃんハウス お花がいっぱいケーキやさん」も同時発売。合計40個以上付属のケーキ小物やお花小物で、お店屋さんごっこを楽しめるという。価格は3,990円(税込)
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