日本でTOEICプログラムを実施・運営する、一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会は、2011年度のTOEICテスト受験者数が、前年度に比べ49万人(28%)増の227万人に達したことを発表した。
TOEICは英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテストで、現在、TOEICテスト、TOEIC Bridge、TOEICスピーキングテスト/ライティングテストをあわせた世界の受験者数は年間600万人いるという。TOEIC Bridge総受験者数は前年度に比べて4,000人増の21万3,000人、TOEICスピーキングテスト/ライティングテスト総受験者数は、前年度に比べ2,200人増の10,700人。TOEICの総受験者数は前年度と比べて49万人も増え、227万人という結果となった。
同法人は、TOEIC受験者数が増加した理由について、「企業のグローバル化が進み、海外進出を積極的に進めてきた企業のみにとどまらず、国内マーケットでビジネスを展開してきた企業においてもグローバル人材を育成する動きが活発になった。英語の必要性が高まり、TOEICテストの活用が一層広まったからでは」と見ている。
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