カシオ計算機は5日、PCやスマートフォンで入力した文字や、手書きのメモを専用テープに印刷可能な電子文具「memopri」(メモプリ)を発表。店頭予想価格は、タッチパネルを搭載し、手書きのメモを印刷可能な「MEP-T10」が10,000円前後。スマートフォンとの連携が可能な「MEP-B10」が8,000前後。PCと接続して文字を印刷する「MEP-U10」が6,000円前後。4月20日より販売を開始する。
「MEP-T10」は、タッチパネルを搭載し、付属のタッチペンで画面に書いた文字やイラストをそのまま印刷できるほか、タッチパネルに表示されるソフトウェアキーボードで入力した文字や、USB接続したPCで入力した文字を印刷することが可能。
手書きしたメモの内容は、日付・時刻情報とともに最大99件まで保存することができる。また、カレンダー、時計、電卓といった機能も搭載する。
本体サイズは、W119×D146×H67mm。重量は約375g。付属のACアダプタのほか、単3形乾電池4本で動作し、持ち運んで使用することもできる。
「MEP-B10」は、PCで入力した文字をはじめ、Bluetooth対応のAndroidスマートフォンからも専用アプリを通じて、入力した文字を印刷できる。1台の「MEP-B10」から最大8台のスマートフォンとペアリングが可能となっている。
「MEP-U10」は、USB接続したPCから入力した文字を印刷するスタンダードモデル。
本体サイズは、「MEP-B10」「MEP-B10」ともにW61×D118×H68mm。重量は「MEP-B10」が約240g。「MEP-U10」が約235g。どちらもACアダプタで動作する。
いずれの製品もPCからの文字入力に関しては、付属のパソコンリンクソフトを用いる。対応OSはWindows XP/Vista/7。
印刷には付箋紙のように、貼ったりはがしたりすることが可能な専用テープを使用。付属品のお試し用テープのほか、別売りとして幅が異なる3種類のテープも販売する。価格は、幅9mmの「XA-9」と幅12mmの「XA-12」が2巻セットで525円。幅18mmの「XA-18」が2巻セットで735円。いずれも長さは5mで、白/黄/ピンクの3つのカラーを用意する。