株式会社シータス&ゼネラルプレスは、SNSにおける「シェア」機能が普及する現状を受けて、実際にSNSを利用している20歳から49歳までの男女600名を対象に、「SNSでのシェアに関する意識調査」を実施した。

調査は2012年3月にSNSを利用している20歳から49歳までの男女600名を対象に、インターネット上で実施。まず最初にシェア頻度を調査したところ、1日に複数回シェアする人が21%、1日に1回シェアする人が11.7%で、3人に1人は1日1回以上情報をシェアしていることがわかった。

また、つながっている全ての人に、同じ情報を一律にシェアすることに抵抗を感じる人は75.5%となった。理由としては、「一部の人にしか関係のない内容」であることがあげられ、また相手の反応が気になり、シェアすること自体が面倒に感じる「シェア疲れ」の現象も起きていることもわかった。「なんでも」「誰でも」の情報の共有に抵抗がある人が多数のようだ。

また、SNSで「プライベートの内容を、仕事関係者にシェアすることに対して抵抗がある」は37.7%という結果に。特に一般社員よりも、管理職になるほど、情報をシェアしづらいと感じていることも明らかとなった。シェアの内容によってはプライベートと仕事のコミュニティを明確に分けたいという思っている人は66.7%だが、実際に内容ごとに変えている人は25.7%だった。

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