フェイセズは2012年にスモール・フェイセスと共にロックの殿堂入りを果たしている。写真はロッド・スチュワート (C)BANG Media International

ロッド・スチュワートが4月14日に行われるロックの殿堂式典にて、1夜限りでフェイセズに再加入することになった。

フェイセズのドラマー、ケニー・ジョーンズによると、オハイオ州クリーブランドにて開催されるロックの殿堂式典にて、ロッドが19年ぶりにバンドのボーカルを担当することになり、公の場でフェイセズのオリジナルメンバーが揃って演奏するのは、ロッドが「BRITアワード」にて功労賞を受賞した1993年以来のこととなる。

「みんなが思っているのとは正反対で、俺達は今でも仲がいいし、二度と一緒に演奏しないなんて言ったことはないよ。1カ月前に全員で夕食を取ったんだけど、ロックの殿堂入りの時なら揃ってやるには一番いいタイミングと場所なんじゃないかってことになったのさ」

同バンドは、2010年にヴィンテージ・アット・グッドウッドのフェスティバルでヘッドライナーを務めるために再結成したものの、その際はミック・ハックネルがボーカルを担当している。また、ケニーはロッドがそのフェスティバル周辺の日程でバンドとリハーサルを行っていたものの、ロッドの声帯に問題が生じたため、お流れになってしまったと明かしている。

そのロッドは1994年にソロとして既にロックの殿堂入りを果たしているが、ロサンゼルスで地震が発生し、家族の元にいたかったロッドは式典に参加を辞退。今回の式典では、ガンズ・アンド・ローゼズ、ビースティ・ボーイズ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズらもまた、同じく殿堂入りが決定している。

(BANG Media International)

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