Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed.

GoogleがChromeの安定チャンネルの更新と、セキュリティ賞金プログラムの獲得者を発表した。Windows、Mac、Linux及びChrome Frameの安定チャンネルが更新されている。また、セキュリティ賞金プログラムの対象となった14件のバグも開示している。

今回の更新では、カーソルやバッググラウドがたまにロードされない問題やいくつかのページでプラグインが読み込まれない問題、テキストペーストの末尾にスペースが含まれる問題、いくつかのサイトでタッチサポートがブレイクする問題が修正されている。また、これらの修正とともにAdobe Flash Playerが最新バージョンにアップデートされている。

Googleは、Chromeの脆弱性やバグに対して賞金をかけている。ユーザはバグを発見した場合、Googleに報告することで報酬を受け取ることができる。今回Googleは、定期的にバグを報告している3名の研究員に対してそれぞれ1万ドルの特別賞金を支払っている。公表された14件のバグはこの3名が報告したものとなっている。

特別受賞者は、Webkitの重大なバグを発見したmiaubiz氏、多様なバグを報告したAki Helin氏、SVGの様々な問題を見つけたArthur Gerkis氏の3名。miaubiz氏は「ロックスター」、Aki Helin氏は「レジェント」、Arthur Gerkis氏は「スーパースター」というステータスを与えられている。この3名は特別報酬のほか、バグの報告に対してそれぞれ3000ドル~500ドルの報酬を別途受け取っている。