ハイアス・アンド・カンパニー(以下ハイアス)は、6日、インターネットユーザーの男女1,477名を対象にした「ムダに関する意識調査」を発表した。

就業中のムダ時間を「平均就業時間」から「スケジュールの各項目の所要時間合計」をマイナスにし算出したところ、一日あたり36分となり、その割合は平均就業時間の7.1%となった。

主なスケジュールの各項目の所要時間は下記の通りとなっている。

■就業者の主なスケジュールとかかる平均時間

項目 平均時間
資料作成 1.70
接客 1.57
電話対応 0.82
メール対応 0.73
会計処理 0.62
ミーティング(社内) 0.58
ミーティング(社外) 0.25
その他 1.37

一方、主婦にも同様の質問をしたところ、家事・就業・育児・介護(主婦の仕事)以外の合計時間が9.01時間と、平均稼働時間16.8時間の半分以上が仕事以外の時間であった。

詳しく見ていくと、主婦の1日当たりのTV視聴時間は平均3.06時間、パソコン使用(ネットサーフィン等)が平均2.83時間と、ともに約3時間となっており、仮眠1.3時間、ゲーム0.31時間を合計すると7.5時間を超えていた。

■主婦の主なスケジュールとかかる平均時間

項目 平均時間
TVを見る 3.06
PC(ネットサーフィン等)操作 2.83
育児 2.44
炊事 1.94
食事 1.49
就業(パート・アルバイト・内職含む) 1.46
仮眠 1.30
洗濯 0.87
掃除 0.72
入浴 0.70
ゲーム 0.31
子供の学校や幼稚園の用事 0.29
介護 0.10
その他 0.40

今回の、調査概要は下記の通りとなっている。

方法:ハイアス運営サイト「ハッピーリッチ・アカデミー」上のアンケート
対象:既婚男女のインターネットユーザー
期間:2012年2月23日~2月27日
有効回答数:1,477名 男性:55.6% 女性:43.3% 無回答:1.1%、会社勤めしている方:45.6% 会社勤めしていない方:54.3%、主婦(会社勤めしていない女性):40.5%