「水木しげるロードin汐留~ANAに乗って『マンガ王国とっとりへ』~」のオープニングセレモニーが8日、東京・港区の汐留シオサイトで行われ、さかなクンと"ANAうっとり鳥取キャンペーン「鳥取美人物語」"モデルの辻元舞が登場した。
水木しげるロードin汐留の開催に伴い、テープカットを行ったさかなクン、平井伸治鳥取県知事、全日本空輸の西村健上席執行役員日本販売室長、辻元舞(左から) 拡大画像を見る |
鳥取県は、「ゲゲゲの鬼太郎」の作者・水木しげる氏や「名探偵コナン」の作者・青山剛昌氏など、多くの漫画家を輩出している土地としても知られる。8月~11月にかけては「国際まんが博」の開催も予定しており、「まんが王国」としての観光地を目指す。1993年には、鳥取県境港市に"水木しげるロード"がオープンし、同イベントでは、その再現や特産品販売などが行われる。3月7日まで開催。
トークショーで、辻元は「鳥取県でお気に入りの場所は、白兎(はくと)神社です。特定の人との縁結びの神社なので、好きな人がいる人におすすめ」とPR。さかなクンは「鳥取では、ヒラメやカレイがこの時期おすすめです。目が左に寄っていればヒラメ、右に寄っていればカレイ」と自身で描いたイラストを使って、得意の魚トークを行った。
さらに、さかなクンは、「お魚好きになる前は、妖怪が大好きで、水木先生の大ファンでした! だから、さかなクンにならなかったら"ようかいクン"になっていたかもしれません」と意外な過去を明かし、一番好きな妖怪だという"やまびこ"のイラストを即興で描いた。妖怪の魅力については「目がギョロっとしていて、魚に似て愛らしいんです」と話した。水木しげる氏とも対面したことがあるというさかなクンは、「僕がこの(やまびこ)イラストを描いたら、「うまい絵を描くね」って褒めていただきました。僕が白衣を着ていたので、「妖怪医者」だと名付けられました」とハイテンションで話した。 また、さかなクンの口ぐせでもある「ぎょぎょぎょ」というフレーズは、「水木先生の漫画のせりふでよく使われていて、そこからきてます」と驚きの語源を明かしていた。