警察庁はこのほど、2011年のインターネットバンキングでの不正アクセス、不正送金の被害総額が、約3億800万円になったことを明らかにした。

警察庁によると、2011年中、フィッシングや不正プログラムによる新たな手口によりインターネットバンキング用のID・パスワードを盗み、不正アクセス、不正送金する手口が多発。

2011年の1年間の報告分では、35都道府県、56金融機関の165口座(未遂41口座を含む)が被害を受け、不正送金被害の総額は約3億800万円にのぼった。