アーサー・コナン・ドイルが生み出した世界一有名な名探偵を、ガイ・リッチー監督が映画化した『シャーロック・ホームズ』の続編『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』がいよいよ3月10日(土)に日本公開。それに先がけ、ホームズの相棒ワトソンを演じるジュード・ロウの来日が決定した。
ロウの来日は、2010年3月に日本公開された前作『シャーロック・ホームズ』のプロモーションで来日して以来2年ぶり7度目。今回は、2月15日(水)に都内で行う記者会見と、16日(木)にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行うジャパンプレミアに出席する。過去に「日本は僕にとって1番好きな外国」と親日家を公言しているロウだが、昨年12月8日にロンドンで行われたヨーロッパ・プレミアでも「2月に日本へ行く」と宣言。有言実行の来日で、本作をアピールする。
『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』は、全米で昨年12月16日に公開され、現在までに世界興行収入は4億ドル突破と大ヒットを記録中のアクション・エンターテインメント超大作。2004年のピープル誌において「最もセクシーな男性」に選出されたロウは、これまで女性ファンを魅了するクールな配役が多かったが、本作では、ロバート・ダウニーJr.演じる相棒ホームズのために、危険な調査に挑む厄介者のワトソン医師を熱演。過去作とは対照的な役柄に挑んでいる。引き続きワトソン医師を演じることについてロウは「前回は、まずホームズとワトソンの関係を確立することに大きなやりがいを感じていたんだ。今回は僕もロバートも最初からテンション全開で演じている」と、前作とのモチベーションの違いについて明かしている。
本作で、名探偵シャーロック・ホームズに相対するのは、ジェームズ・モリアーティ教授(ジャレッド・ハリス)。表向きは、高名な数学者にして温和な人格者を気取るこの男の正体は、良心のかけらもない「犯罪界のナポレオン」だった。インド、中国、アメリカ、ヨーロッパ、世界各地で多発する重大事件の黒幕はすべてこの男であり、今回ホームズとワトソンは、彼の天才的な悪事を阻止するため奮戦することになる。ロンドン、フランス、ドイツ──ヨーロッパ中に巧妙な罠を張り巡らせるモリアーティ。次々と襲い掛かる危機を、ユーモアに満ちた絶妙なかけ合いを織り交ぜながらかわしていくホームズとワトソン。クライマックスのスイス・アルプスのライヘンバッハの滝での一騎打ちは、映画史に残る圧倒的なシーンに仕上がっているという。
本作は3月10日(土)より、丸の内ルーブルほか全国ロードショー。配給はワーナー・ブラザーズ映画。
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