ソニーは25日、21.5型液晶ディスプレイを搭載した一体型デスクトップPC「VAIO J」シリーズの2012年春モデルを発表した。ラインアップをミドルクラスの1機種にしぼりこみ、タッチパネルの搭載などはオーナーメードモデルに譲っている。発売日は2月18日。価格はオープンで、店頭モデルの予想価格は16万円前後。

VPCJ238FJ/W

2011年秋モデルではCeleron搭載モデルとCore i7搭載モデルを用意し、エントリーモデルからハイスペックまで幅広く展開していた店頭モデルを、Core i5搭載モデル1機種にしぼった。カラーバリエーションは「VPCJ238FJ/L」(ホワイト/ブルー)、「VPCJ238FJ/W」(ホワイト/ホワイト)、「VPCJ238FJ/B」(ブラック/ブラック)の3色。

店頭モデルの主な仕様は、ディスプレイが21.5型フルHD(1,920×1,080ドット)LEDバックライト液晶、CPUがIntel Core i5-2450M(2.50GHz)、チップセットがMobile Intel HM65 Express、メモリがDDR3-10600 SO-DIMM 4GB(4GB×1)、ストレージがSATA 7200rpm HDD 2TB、光学ドライブがブルーレイ(BDXL対応、DVDスーパーマルチ機能搭載)。TVチューナーは地デジ/BS/110度CS×2基で、VAIO AVCトランスコーダ×2基。OSはWindows 7 Home Premium SP1 64bit。オフィスソフトはOffice Home and Business 2010。

主なインタフェースは、IEEE802.11b/g/n、GigabitEthernet、USB 3.0×2、USB 2.0×2、、オーディオ入出力、メモリカードスロット、31万画素Webカメラ。ワイヤレスキーボード/レーザーマウス、VAIO用マルチリモコンが付属する。本体サイズ/重量は約W525×D185~310×H398~366mm/約8kg。

オーナーメードモデルのCTOでは多彩なCPUが選択できるほか、タッチパネルの搭載も可能。カラーバリエーションも全10色から選択できる。