パナソニックは20日、堅牢ノートPC「TOUGHBOOK」シリーズの新製品として、Windows 7搭載のタブレットPC「TOUGHTBOOK D1」を発表した。発売は2月24日の予定で、価格はオープンプライス。同製品は、国外では2011年10月に発表され、すでに販売がスタートしているもの。

TOUGHTBOOK D1

従来の「TOUGHBOOK」同様、工場や屋外のハードな作業現場で利用できる製品を求めるユーザーの声に応える製品となっており、保護等級は「粉塵が侵入しない(耐塵形)」「あらゆる方向からの噴流による有害な影響がない(防噴形)」というIP65に準拠。90cmの落下にも耐える。

また、高性能を求める声に対応してCore i5の標準電圧版CPUを搭載し、大画面・視認性のニーズには13.3型ワイドサイズで1,000cd/平方メートルという高輝度の液晶を採用した。バッテリ駆動時間も約10.5時間を確保している。

「TOUGHBOOK」の流れを汲むタブレット製品には2011年11月に発表された「TOUGHPAD」もあるが、「TOUGHPAD」はAndroidプラットフォーム、本製品はWindowsプラットフォームとなる。

このように手持ちで利用可能。ハンドルなどはオプションとなる

光学ドライブ内蔵で画面の確度を変更可能なクレードルもオプションとして用意

主な仕様は、CPUがintel Core i5-2520M(2.5GHz)、グラフィックスがIntel HD Graphics 3000(CPU内蔵)、メモリが4GB(最大8GB)、ストレージが128GB SSD、光学ドライブがなし、ディスプレイが13.3インチTFT液晶(1,366×768ドット、タッチパネル機能搭載)、OSがWindows 7 Professional 32bit版。

インタフェースは、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、Bluetooth 2.1+EDR、USB 2.0×3、D-Sub×1、マイク入力×1、ヘッドホン出力×1など。バッテリ駆動時間は約10.5時間。サイズ・重量は、W349×D244×H46mm、約2.25kg。

関連記事
パナソニック、Android搭載の堅牢タブレット「TOUGHPAD」を2012年5月に発売 (2011年11月15日)
WindowsスレートPCを促進する「Windows スレート推進センター」が設立 (2011年9月5日)
Panasonic、14時間駆動の13.1型と輝度を6倍にアップした10.1型のTOUGHBOOK (2011年8月10日)
ワコムの技術を採用したパナソニック製タブレット型モバイルパソコン発表 (2011年8月9日)
パナソニック、-10~50度で動作可能な10.1型タブレット型TOUGHBOOK (2011年7月12日)