ハウスキーピング協会は、18日、全国の20~50代の既婚女性を対象に、家事労働に関する調査を行った(有効回答数=3,911名)。

期待と活用度の差が大きい家電1位は「食洗機」

入手時に“家事の負担軽減”に対して「期待していた」人の割合(「非常に期待していた」、「まあまあ期待していた」の合計人数)と、入手後その家電を「活用しきれている」と回答した人の割合(「非常に活用できている」、「まあまあ活用できている」の合計)の差を比較したところ、「食洗機」が最も期待度と活用度のギャップが大きかった。

期待度と活用度のGAPが大きい家電(もったいない家電)ランキング

主婦が最も質にこだわる家事は「食器洗い」

また、「食洗機」を使用してストレスに感じることを聞いたところ、最も多かったのが、「食器などの汚れが十分に落ちていなかった時」(75.4%)。

さらに、「食洗機」を利用していて、汚れがきちんと落ちていないと感じた経験のある人は、約9割(89.3%)にのぼった。

一方、主婦が“仕上がりをこだわる”家事は1位「食器洗い」(78.7%)、2位「料理」(76.5%)、3位「洗濯」(73.9%)で、食洗機保有者のうち、食洗機を使用していて汚れがきれいに落ちなかった経験のある人は89.3%にのぼっている。

仕上がりにこだわる家事ランキング

これら総合的な理由から、食洗機の期待と活用のGAPが最も大きくなったのではないかと考えられる。