シンクサービスが運営するHDI-Japan(ヘルプデスク協会)は12日、同社が主催する「サポートポータル/問合せ窓口(電話対応)格付け」の2011年度「証券業界」の調査結果を発表した。

"問合せ窓口格付け"は、毎月、各業界の国内大手および自薦・他薦による対象企業の問合せ窓口の業務内容を、HDI(ヘルプデスク協会)の国際標準に基づいて設定された評価基準に沿って審査員が顧客の視点で評価し、三つ星~星なしの4段階で格付けする年間企画。

評価方法は、一般審査員(公募による一般ユーザ)と、専門審査員(HDI 認定オーディタ、認定インストラクターより選抜)が、Webサポートポータル5項目及び、パフォーマンス(実績)5項目とクオリティ(品質)5項目の計15項目の評価を実施(各項目4点満点で採点)。

証券各社別サポートポータル格付け結果

サポートポータル(Webページ)は、三つ星6社 / 二つ星5社 / 一つ星1社 / 星なし0社という結果となり、証券業界のサポートポータルは全項目で他業界より高い評価を得ている。三つ星を獲得した6社は、SMBC日興証券、SBI証券、カブドットコム証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券。

問合せ窓口(電話対応)は、三つ星4社 / 二つ星6社 / 一つ星2社 / 星なし0社という結果で、電話対応においても証券業界は全項目で他業界より高い評価を得たとのこと。三つ星を獲得した4社は、SMBC日興証券、SBI証券、松井証券、マネックス証券で、この4社はサポートポータルでも三つ星を獲得している。