ソニー損害保険は21日、スマートフォン向け無料アプリ「ドライバーズナビ」について、Android版の提供を開始したと発表した。iPhone版は2011年8月に提供を開始している。

同アプリは、ドライバーの安全運手意識向上をサポートする目的で作成されたもの。安全運転診断、燃費チェック、メンテチェックの3つの機能を搭載し、スマートフォンを車内に置き、運転前に記録開始ボタンを押すと安全運転診断を開始する。

「ドライバーズナビ」起動時画面(イメージ)

安全運転診断機能では、スマートフォンに搭載されたGPS・加速度センサーを使って、安全運転の度合いを診断。「ブレーキ」「停止」「ハンドル」「右左折」「スムーズ」の5項目を採点(各項目20点満点)し、その結果を「ドライブ診断結果」として計100点満点で表示する。 また、診断結果に応じて、運転時の注意点を「ワンポイントアドバイス」として提示するという。このほか、スマートフォン本体には、走行ルートの履歴(走行マップ)、走行スピードの履歴(走行グラフ)なども保存される。

「ドライバーズナビ」安全運転診断画面(イメージ)

燃費チェック機能では、給油量、オドメーターの数値などを記録し、「直近の燃費」と過去からの「平均の燃費」を自動計算すると同時に、その推移をグラフで示す。また、GPSセンサーの利用により、自動的に「給油マップ」も作成される。

メンテチェック機能では、前もって所定項目を設定することで、車検やオイル交換などの時期をアラートで通知する。

対応機種は、Android OS2.1以降を搭載した端末(一部端末は非対応)。Android版、iPhone版ともに、加入保険会社にかかわらず無料でダウンロードすることが可能だが、ダウンロードおよびアプリを使用する際の通信料は、ユーザー負担となる。