イオン銀行は15日、預金保険機構及び第二日本承継銀行との三者間で締結した今年10月20日付け株式売買契約に基づき、関係当局の認可を条件に、今年12月26日をもって第二日本承継銀行の全株式を譲受け、子会社とする予定であると発表した。

これに伴い12月26日、第二日本承継銀行の商号を「株式会社イオンコミュニティ銀行」に変更する。

第二日本承継銀行は、預金保険法に基づき、2004年3月1日預金保険機構の出資により同機構の子会社として設立。同年3月8日銀行業の免許取得。金融機関の破たんに際して、その受皿となる救済金融機関が直ちに現れない場合に、金融整理管財人による管理下におかれた破たん金融機関の預金など(付保預金等)や貸出資産などを引継ぎ、その業務の暫定的な維持・継続を図るとともに、再承継金融機関等を探し、事業譲渡などを行うことを主な目的としている。

2010年9月10日に日本振興銀行と締結した事業譲渡に関する基本合意書に基づき、2011年4月25日、同行の事業の一部を譲り受けた。