SBIホールディングスはこのほど、同社が運営する保険比較サイト「保険の窓口インズウェブ」において実施した「カーナビの地デジ化対応のその後」に関する調査結果を発表した。同調査は9月21日~11月4日の期間にインターネット上に行われ、1,891名から有効回答を得た。
まず、カーナビをつけているかどうかを尋ねたところ、69.8%が「つけている」と回答、「つけていない」は30.2%だった。約7割がカーナビをつけていることになり、普及が進んでいることが分かった。
次に、カーナビを搭載している人に対してカーナビの地デジ対応をしているかを質問すると、「対応済み」は47.5%、「対応していない」は52.5%となった。同社は、2011年6月~7月にかけて、駆け込みで対応を済ませた人が多かったようだと推察している。
地デジ対応がまだ済んでいない人を対象に、「今後、カーナビを地デジ化対応する予定があるか」を聞いたところ、8割近くの77.3%が「予定なし」と回答、それに対して「予定あり」は22.7%にとどまった。
地デジ対応が済んでいない人に「対応しない理由」を尋ねてみると、最も多かった答えは「運転中はTVを見ない」で65.5%、以下「経済的な事情」が29.3%、「車の買い替えの時期に合わせる予定」が27.8%、「面倒」が17.0%と続いた。これらのことから、アンケート全体の回答者の割合からみると、2割近くの18.6%がカーナビにテレビ機能は必要ないと考えていることが判明した。