アリギリスは、坂本龍馬が書き残した手紙を味わうiPad専用アプリ「直筆 坂本龍馬の手紙」を8月中旬に発売する。価格は1,200円。

「直筆 坂本龍馬の手紙」トップ画面

ボタン操作で「原文」「書き下し文」「現代文」の切り替えが可能

「直筆 坂本龍馬の手紙」は、龍馬が姉・坂本乙女に宛てた慶應2(1866)年12月の手紙を収録したiPad専用アプリ。この手紙は、龍馬が書き残した手紙のうち最も有名なものの1つとされ、西郷隆盛とのかかわりや妻・お龍との新婚旅行のことなどが全長169cmに渡って綴られている。

同アプリでは、重要文化財として京都国立博物館に所蔵される同手紙の全文を収録。原文の書き下し文や現代語訳も用意され、ボタン操作での切り替えが可能なほか、原文との照合がスムーズに行えるルーペ表示や2画面表示も可能とした。指でのスクロール操作や、ピンチイン/ピンチアウトによるズーム機能も搭載する。

ルーペ表示(左)や2画面表示(右)なら、原文との照合もスムーズ

さらに、文中の該当する単語に触れると表示される説明コラムや、NHK大河ドラマ『龍馬伝』などで時代考証を担当した大石学氏による解説文や龍馬のプロフィールなど、4本の読み物も収録。手紙の書かれた時代背景や龍馬の心情などを知ることができるという。