映画制作会社マンデート・ピクチャーズは11日、『オールド・ボーイ』のリメイク作の監督に『マルコムX』や『インサイド・マン』などで知られるスパイク・リーを任命したと発表した。
『オールド・ボーイ』は土屋ガロン、嶺岸信明作の漫画『オールドボーイ ルーズ戦記』(「漫画アクション」連載)を原作とした2003年の韓国映画。主人公は娘の誕生日に拉致され、その後15年間に渡り監禁されてしまう。自由の身になった後、自分はなぜ監禁されたのか、その真相を探り復讐に出るというバイオレンスアクション。映画はクエンティン・タランティーノに絶賛され、2004年の第57回カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを受賞している。
脚本と共同制作に『アイ・アム・レジェンド』の脚本を担当したマーク・プロトセヴィッチ。『ディパーテッド』のロイ・リーとダグ・デイヴィソンが制作に名を連ねる。キャストは未定。
今回の発表にあたり、マンデート・ピクチャーズのネイサン・カハネ社長は「このような素晴らしいプロジェクトに、才能あふれる脚本家とアイコニックな監督と共に関われることを心から誇りに思う」とコメントしている。