トキナーは、フルサイズ撮像素子搭載機に対応した広角ズームレンズ「AT-X 17-35 F4 PRO FX」を発売する。キヤノン用が7月下旬、ニコン用が9月上旬の発売予定。価格は98,000円。
同レンズは、ワイド端17mmからテレ端35mmまでの焦点距離を確保し、かつコンスタントF4を実現している。また、全長94.5mm×最大径89mm、重さ600gと、コンパクトサイズを実現した。フルサイズ撮像素子専用に開発された光学系は、撮像素子の高画素化に対応するため、P-MOレンズ2枚と超分散ガラス2枚を理想的に配置し、ズーム全域で安定した描写性能を実現したという。
独自のGMRセンサーとSD-M(Silent Drive-Module)の組み合わせで高精度で静音性の高いAFを実現。また、MFでの操作感を重視したワンタッチフォーカスクラッチの搭載、マウント部のゴムシーリング加工等、対衝撃性、防塵防滴に配慮した全長変化の無い外観デザインを施している。
最小絞りは、F22。レンズ構成は、12群13枚。最短撮影距離は、0.28m。フィルターサイズは、82mm。マクロ最大倍率は、1:4.82。専用花形フードが付属する。