4月29日から東京・表参道ヒルズで開催される吉本興業主催のチャリティーイベント「smile bazar」の記者会見が22日、東京・新宿の同社で行われ、陣内智則、レイザーラモンのRG、COWCOWの多田健二、Bコースのハブ、ハイキングウォーキング、はんにゃ、パンサーらが出席した。

チャリティーイベント「smile bazar」の記者会見に出席した陣内智則 拡大画像を見る

同イベントは、吉本興業が表参道ヒルズの開業5周年のテーマでもある"SMILE"にちなんで実施する東日本大震災のチャリティー。"100人の芸人が100万人を笑顔にし、その笑顔を日本中に届けよう"をコンセプトに、会場となる表参道ヒルズに出演する同社所属のお笑い芸人などが様々な催し物を繰り広げ、集まった義援金を日本赤十字社を通じて寄付するという。

4月29日開催の『表参道ヒルズ秒殺』に出演するCOWCOWの多田は「お客さんの笑い声の周波数に応じて電気が明るくなります。暗くなれば節電になり滑れば滑るほど社会貢献! 画期的なシステムで秒殺王と節電王を設けますので期待してください」とアピールした。

イベントには約200人の芸人が参加予定

MCを務めた陣内智則は「日本を明るくするために、僕らの出来るお笑いで皆さんが笑顔になっていただいて。笑いで勇気と元気を伝えたいですね」とアピール。また、被災地でもある宮城県東松島市出身でパンサー、尾形貴弘は「母ちゃんはすぐに逃げて助かりました。父ちゃんは隣町で働いていて津波に流されましたが、屋根につかまっていて無事でした。安否は1週間から10日間取れませんでしたね。避難所に行ったら明るくて、逆に僕が元気をもらったぐらい。笑っている姿を見て、お笑いは大事だと思いました」と話していた。