朝日生命保険、AIGエジソン生命保険、住友生命保険、日本生命保険の4社はこのほど、東北地方太平洋沖地震の被災者について、契約者貸付利率の減免などの特別取扱いを実施すると発表した。

4社では、災害救助法適用地域にて被災した契約者の新規契約者貸付について、1契約あたり100万円を限度として、契約者貸付利率の減免を行う。いずれも年利は1.5%、最高限度は100万円、金利適用期間は12月31日まで。詳細は各社Webサイトにて確認できる。受付期間は6月30日まで。

また、日本生命保険ではニッセイ個人向け住宅融資(住宅ローン・アパートローン)について、特別取扱いを実施。原則、災害救助法適用地域にて被災し、既にニッセイ住宅ローン・アパートローンを利用中の顧客を対象に、返済条件の変更や優遇金利による改築資金等の緊急融資の電話相談を行う。さらに、朝日生命保険および日本生命保険では、法人顧客についても、返済条件の変更の相談や短期貸付基準金利による緊急融資の相談などを個別に受け付けるという。

そのほか、第一生命、大同生命、AIGスター生命なども、契約者貸付の特別取扱いについて発表している。