毎日コミュニケーションズは7月29日(木)、パソコン総合誌「PCfan9月号」を発売する。

『PCfan9月号』(7月29日発売、特別定価: 780円)。表紙のモデルは相武紗季(あいぶさき)さん

メイン特集は「キーワード別自作 完全ガイド」だ。6コアCPU、水冷、SSD、3Dステレオ表示……といったイマドキのキーワードを元に、こだわりのPC自作を提案。スタンダードPCプランに旬のテーマを盛り込み、自作に彩りを添える。

「せっかくパソコンを自作するなら、やはり自作なりの"こだわり"や"個性"を追求したいものだ。そこで今回は、自作PC業界で話題、あるいは注目されている4つのキーワードをピックアップ。各フィーチャーをしっかりと掴み、自作マシンに新たな彩りを加えてみよう」(第1特集より)

価格的にも手が届きやすくなった6コアCPU。そのパフォーマンスを検証するとともに、セレクト時のポイントも厚めに解説している

付録にはPCfanオリジナルのインナーケースを用意。モバイルノートはもちろん、iPadのようなデジタルデバイスを携帯する機会が増えたいま、こうしたケースが役に立つ場面も多いことだろう。サイズは約320×240mmで、表面には「パソコンの父」として知られるアラン・ケイ氏の言葉「未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ」という意味の欧文が記されている。

12.1型ワイド液晶を搭載したモバイルノートをケースに収納してみたところ。ちなみに、ファスナーの裏側はパイピング処理されている

第2特集は、Windows 7とOffice 2010を便利に使うテクニックを集めた。デスクトップ画面、ファイル操作、システム動作……これらの設定をチューニングして、より快適な作業環境を実現する。また、Office 2010や、マイクロソフトのウェブサービス「Windows Live」最新版を有効に活用するためのワザも紹介していく。

「Windows 7 & Office 2010 無敵のTips大全」特集では、デスクトップアイコンのサイズ変更、デスクトップの画面キャプチャ、「クイック起動」の復活など、さまざまなテクニックを用意

また、いまだに品薄状態が続いている「iPhone 4」は画面が精細になったうえ、新OS「iOS 4」を搭載。操作性の向上やセキュリティの強化など、先進的な新機能が100以上も追加されており、まだ気になっている人も多いハズ。今回はそんなiPhone 4のスタートガイドをお届けする。特にiPhone 4が"はじめてのスマートフォン"というユーザーにチェックしてほしい特集だ。

長らく採用が待たれていた「マルチタスキング」機能を備えたiPhone 4。アプリをフォルダごとにまとめたり、セキュリティ設定をより細かく設定したりできるようになっている

ほかにも、情報記録サービス「EVERNOTE」を解説。パソコンやiPhone、アンドロイド携帯などの機器でメモを取ることが可能で、そうした「EVERNOTE」の操作を細かく説明している。本特集を参考に、ぜひ仕事や趣味に活用してもらいたい。

パソコンだけでなくiPhone、アンドロイド携帯など、さまざまな機器からメモを記録できる「EVERNOTE」。その活用シーンは幅広い