毎日コミュニケーションズは4月27日(火)、パソコン総合誌「PCfan6月号」を発売する。

『PCfan6月号』(4月27日発売、特別定価: 780円)。表紙のモデルは北川弘美(きたがわひろみ)さん

総力ワイド特集は「地デジ時代のパソコンと映像」をお送りする。サブテーマは「"電波の有効利用"という喧伝は本当か? 動画規格から録画問題まで完全網羅」となっており、地デジ放送の功罪、近くて遠いパソコンと映像の関係性など、さまざまな切り口で解説している。

「……デジタル放送時代に突入し、どうにも微妙な空気が流れ始めた。根底にあるのが著作権問題。それはPCと映像の関係において、常に喉元の刃だった。それは現在でも変わらないし、今後も存在し続けるだろう。それをいかに解決していくかも課題である。放送がデジタル化されるだけでなく、ネットワークの進展で映像の見方が変わり、映像を媒介とする新たな関わり方も生まれてきた。 さらには3Dという媚薬の粉もふりかけられている。PCと映像が手を取り合い、あるいは時に反目しつつも進んでいくこの先から、目が離せない。」(第1特集より抜粋)

そもそも地デジは誰のため……? 本特集では地上デジタル放送の全体像、パソコンと地デジの関係性、映像配信の可能性、3Dムービーの見通しを多角的に探っていく

特別付録は「マグネット式ハンディドライバー」。ドライバーの先端は外すことが可能で、+と-に対応する。マグネット式なので、ネジの扱いもラクに行える。

PCfanのロゴ付きドライバー。コンパクトサイズで、先端の+と-を付け替え可能だ

第2特集は「自作の経済学」がテーマ。PC自作に"ロマン"を感じるユーザーもいることだろうが、"コストパフォーマンス"という言葉を盲信しすぎるのも味気ない。ぜひパーツのスペックや価格を客観的にアナライジングし、用途に合ったパーツを選ぶというアプローチを、この機会に考えてみてほしい。

CPU、マザーボード、メモリなどパーツごとに、価格帯とスペックの違いをリサーチ。パーツ選びの"ムダ"を洗い出す

ビギナー&新規読者歓迎企画「PCfan Jr.」のタイトルは、「グラフィックの視線。」だ。人間がコンピュータを使うにあたって必要不可欠な機能。目に見えないパソコンの処理結果をディスプレイ画面に表示してくれるこの働きを今回はクローズアップした。特にビギナーにはとっつきにくい機能だが、私たちがパソコンを使うにあたって、もっとも身近でかつ重要なポジションにあることは間違いない。

グラフィックス機能の仕組みを図解。さらにハードウェアの種類や、GPUの進化が生み出した思わぬ副産物についても解説していく

Windowsのエラーメッセージをピックアップした「トラブルメッセージの処方箋」特集も注目。メモリを節約するため、文法的におかしく短いメッセージが多用されていた旧OSの名残で、現在のWindowsでもわかりにくいメッセージが数多くある。本特集では、その適切なの対処方法を伝授する。

また、PCメーカー&ショップ系のマスコットキャラを一挙掲載。「タッチおじさん」から「窓辺ななみ」まで、30体が集った。生年月日(?)や生息地も網羅している。

メーカーの"顔"ともいえるマスコットキャラたち。特にキュート&萌え系のジャンルには活気がある