玄人志向は、高効率を示す80PLUS認証を取得(一部モデルは取得中)し、長期製品保証も付属する信頼性の高さが特徴のATX電源ユニット「KRPW-V2シリーズ」を発表した。発売は既に開始している。価格はオープン。

ラインナップは「KRPW-V2-700W」(定格出力700W)、「KRPW-V2-650W」(定格出力650W)、「KRPW-V2-600W」(定格出力600W)の3モデル。価格はオープンだが、店頭予想価格はKRPW-V2-700Wが11,000前後、KRPW-V2-650Wが9,800前後、KRPW-V2-600Wが8,800円前後。

「KRPW-V2シリーズ」

同社電源ユニット「Vシリーズ」の後継モデル。すべて電源規格はATX 12V Ver.2.2及びEPS 12V Ver.2.9に準拠。電解コンデンサには105℃品をフル採用、ActivePFC回路、各種保護回路も搭載する。80PLUS認証はKRPW-V2-650Wのみ1月中に取得予定とするが、ほか2モデルでは取得済みだ。冷却ファンは120mmファン×1基。本体サイズはW150×D140×H86mm。

KRPW-V2-700Wの仕様は、電源容量が定格700W(ピーク780W)で、各出力は+3.3Vが24A、+5Vが30A、+12Vが18A+18A+18A+18A(4系統)、-12Vが0.5A、+5VSBが3A。コネクタ構成はATX20+4pin×1、ATX12V/EPS12V(4+4pin)×1、SATA×6、4ピンペリフェラル×5、FDD×1、PCIe 6pin×2、PCIe 6+2pin×2。

KRPW-V2-650Wの仕様は、電源容量が定格650W(ピーク700W)で、各出力は+3.3Vが24A、+5Vが24A、+12Vが16A+16A+16A+16A(4系統)、-12Vが0.5A、+5VSBが3A。コネクタ構成はKRPW-V2-700Wと共通。

KRPW-V2-600Wの仕様は、電源容量が定格600W(ピーク700W)で、各出力は+3.3Vが24A、+5Vが24A、+12Vが30A+30A(2系統)、-12Vが0.3A、+5VSBが2.5A。コネクタ構成はKRPW-V2-700Wと共通。