ソフトバンクテレコムは23日、リモートアクセスサービス「ULTINA Security Platform セキュアリモートゲートウェイ」の申し込み受付を開始した。VPNクライアントソフトを提供するWindows 2000 / XP / VistaのほかiPhone 3Gをサポート、IPSecを利用した安全なリモートアクセス環境を実現する。

iPhone 3Gに対応したリモートアクセスサービスが受付開始

ULTINA Security Platform セキュアリモートゲートウェイは、企業向けのVPN接続サービス。各種PCやiPhone 3GをVPNクライアントとして、暗号通信プロトコルIPSecを使い、ソフトバンクテレコムデータセンターや顧客拠点ネットワークへの安全なリモートアクセスを可能にする。iPhone 3Gを端末としたIPSecによるリモートアクセスサービスは、国内の通信キャリアとしては初の試み。

料金はVPN機器部分と回線部分、認証部分で構成され、VPN機器部分が4万7,250円 / 月 (10同時接続) 、初期費用1,050円より。インターネット接続回線または閉域網接続回線を導入済みの場合、回線部分の新規申し込みは不要。認証部分は、RADIUS認証プラットフォームとRADIUS認証ソリューション、PKIプラットフォームの各サービスに準じる。

セキュアリモートゲートウェイの試用を希望する顧客に対しては、7月末日までの1ヶ月間を評価期間として、iPhone 3Gを含め無償で貸し出すサービスを実施する。試用時は最大同時接続数10 IDまで、ネットワークはソフトバンクテレコムが提供する回線サービス、認証方式はPKI (USBトークンなし)、貸与可能なiPhone 3Gの台数は1社3台までに制限される。