メッセージアーカイブ機能を利用すると、かんたんにメールを分別管理できる

Mozilla Messagingは26日 (米国時間)、メールクライアントThunderbirdの最新開発版「Thunderbird 3.0 Beta 2」をリリースした。動作環境はWindowsとMac OS X、およびLinux。バイナリパッケージは38種の言語別に提供される。

β第2版となる今回のリリースでは、メッセージアーカイブ機能を追加。メッセージを選択し「アーカイブ」ボタンをクリックするだけで、個別のメッセージをアーカイブフォルダシステムと呼ばれる領域に移動、メッセージの送信日を基準に分類したうえで保管することが可能になった。メッセージの分別管理を助ける同様の機能は、すでにGmailなどにも採用されている。ほかにも、Thunderbirdが発する各種情報を1つのウインドウで確認できる「アクティビティマネージャ」の追加や、IMAP経由でのメッセージ受信速度の向上といった改良が行われている。