米Adobe Systemsは24日、リッチインターネットアプリケーション実行環境の最新版「Adobe AIR 1.5.1」をリリースした。動作環境はWindowsとMac OS X、およびLinux。同社ダウンロードサイト経由で入手できる。

今回のリリースは、信頼性向上とセキュリティ改善、不具合の修正が主な目的。Flash Playerプラグインがv10.0.22に更新されたほか、コンピュータのプロセッサアーキテクチャを文字列で返すAPIが追加されるなどの変更も行われている。今回のバージョンから、Linux版も同時にリリースされている。

Adobeは同日、Flashプレイヤーの最新版「Adobe Flash Player 10.0.22.87」もリリースした。v10.0.12.36以前に発見された脆弱性の修正が目的であり、ユーザに早急なアップデートを呼びかけている。なお、同社セキュリティアドバイザリの報告によれば、脆弱性は4段階中最高レベルのCriticalに分類されている。