アニコム損害保険は22日、毎年恒例の「人気犬種ランキング」を発表した。同ランキングは、2008年4月1日~2008年12月31日に「どうぶつ健保」に加入した0歳の犬67,170頭を対象にしたもの。

ランキングでは、2000年のアニコムクラブ設立以来の人気を保っていた「ミニチュア・ダックスフンド」が3位に後退し、代わって「チワワ」が1位を獲得、昨年3位の「トイ・プードル」が2位に上昇した。

1位を獲得した「チワワ」は、体格が日本の住宅事情に適しており、室内でも気軽に飼育できることなどから人気が高い犬種。室内で十分に運動ができれば、屋外での散歩を必ずしも必要としないため、独り暮らしでも飼育しやすいとのこと。

また、体重10Kg未満の小型の混血犬は5位にランクイン。見た目がユニークで愛らしい「ハーフ犬」とも呼ばれる混血犬の人気が影響しており「今後もこの傾向は続くもの」(同社)としている。

人気犬種ランキング2009

順位(昨年順位) 品種 頭数(頭) 割合(%)
1位(2) チワワ 12,666 18.9
2位(3) トイ・プードル 11,911 17.7
3位(1) ミニチュア・ダックスフンド 9,370 13.9
4位(4) 柴犬 3,721 5.5
5位(-) 混血犬(体重10kg未満) 3,286 4.9
6位(7) ポメラニアン 2,711 4.0
7位(5) ヨークシャー・テリア 2,530 3.8
8位(6) パピヨン 1,935 2.9
9位(8) ミニチュア・シュナウザー 1,899 2.8
10位(9) フレンチ・ブルドッグ 1,524 2.3