米VMwareが、Intel Mac向け仮想化ソフトの次期バージョン「VMware Fusion 2.0」で、仮想化対象のOSとしてMac OS X 10.5 (Leopard) Serverをサポートする。VMware Fusion開発チームの公式ブログ「TEAM FUSION」で、12日付けの投稿を通じ明らかにされたもの。

ブログによれば、Leopard ServerのサポートはAppleがライセンスを変更したことが契機になったという。変更後のライセンスは、1台のApple製コンピュータ上で複数のMac OS X Serverを稼働させることを許可している。Leopard Serverのサポートは次回のリリース以降、VMware Fusion 2.0 β2 (6月13日時点の最新版はβ1) を予定しているとのこと。

VMware Fusion 2.0では、ディスプレイ間でのウインドウの移動やExposeによるウインドウ管理など、インターフェイス面での機能が向上。DirectX 9.0シェーダモデル2の実験的なサポートや、Parallels Desktopなど他の仮想化ソフトで作成したVMイメージのインポート機能も、新たに装備されている。VMware Fusion 1.xの登録ユーザに対しては、無償アップグレードパスを提供する方針が明らかにされている。