フラッシュバックは29日、Mac環境において高解像度HDをはじめとする高品質で多彩なビデオフォーマットへ変換を行うメディアエンコーダおよび動画変換のソフト「Episode 5(エピソード 5)」を発売した。

同ソフトがサポートする出力形式は、MPEG-1/-2/-4、WM9、VC-1、DV、3GPP/2、M4A、MOV、QuickTimeコーデックなどで、現存する動画配信フォーマットのほとんどを網羅している。また、同梱のプラグインによりアップルのFinal Cut Pro の編集データを同社のCompressor3によってEpisodeの対応フォーマットへダイレクトに変換出力できるという。

「Episode 5」のエンコード操作画面
「Compressor 3」との連携画面

「Episode 5」には"スタンダード版"と、MXF、GXF、IMX、H.264High Profileなどのハイエンドフォーマットに対応した"Pro版"に加え、それぞれFlash 8エンコーダ機能を追加した"with Flash 8版"の計4タイプがあり、価格は「Episode 5」が5万6,280円、「Episode 5 with Flash 8」が7万350円、「Episode 5 Pro」が12万7,680円、「Episode 5 Pro with Flash 8」が14万1,750円となっている。

なおインタフェースは英語だが、2008年下半期に日本語マニュアルを配布予定としている。対応OSは、Mac OS X v10.4以降で、同社の直販サイト「フラッシュバック ストア」にてダウンロード販売している。