アニコム損害保険はこのほど、特定保険業者ア二コムクラブの「しつけ相談」に寄せられた相談内容の集計を行った。対象は2007年4月から12月に寄せられた相談1,466件。

相談件数の1位は「トイレ」、2位が「噛み癖」でこの順位は前年と変わらなかった。今年の特徴としては、「食事」に関する相談件数が増えていることが挙げられる。食べる量や食事の与え方については従来からも相談が寄せられていたが、2007年はそれに加えて「健康のためにはどのような食事を与えたらよいか」といった「食事の質」に関しての相談が目立つようになっているという。アニコム広報では「ペットフードのリコール問題、食品偽装、毒物混入など"食"に対しての事件が相次いだため、ペットの食の安全にも目をむける飼い主が増加しているのでは」とその背景を分析している。

調査ではこのほか「散歩」に関する相談も倍増しており、全体としてペットの健康に目を向ける飼い主が増加していることをうかがわせる結果となっている。