ソニーは、大画面テレビにHDMIケーブル1本で接続して使用するテレビサイドPC「TP1」に新ラインナップを追加した。

新モデルとなる「VGX-TP1DTW」は地デジユニット「VGF-DT1」がセットになっており、光学ドライブにBlu-rayドライブを採用。さらに、CPUとメモリをスペックアップしてグラフィックスチップGeForce 8400M GTを搭載し、フルハイビジョン映像の快適な視聴環境を実現する。このBlu-rayドライブには、録画した地デジ番組のムーブが可能だ。ただし、本体と地デジユニット間はLAN接続になっているため、今春開始予定のダビング10には対応しないことに注意。

店頭モデルは2月9日より発売予定で、店頭予想価格は25万円となっている。

店頭モデル「VGX-TP1DTW」

VGX-TP1DTW

CPUは、Core 2 Duo T8100(2.10GHz)でチップセットはIntel PM965 Expressを採用し、Centrino Duoに準拠している。メモリは2GBでHDDは500GB。光学ドライブにはDVDスーパーマルチ機能を持ったBlu-rayドライブを備える。

インタフェースとして、USB2.0×4、IEEE1394×1、ワイヤレスLAN(IEEE802.11b/g)などを装備。メディアスロットは、SD(SDHC)メモリーカード、マルチメディアカード、メモリースティック(標準/Duo/PRO)に対応する。

VAIO・OWNER・MADEモデル「VGX-TP1WS」

VGX-TP1WS

VAIO・OWNER・MADEモデルの「VGX-TP1WS」では、CPU、メモリ、HDD、光学ドライブを自由に変更できる。

CPUは、Core 2 Duo T8300(2.40GHz)/Core 2 Duo T8100(2.10GHz)/Celeron 540(1.86GHz)、メモリは4/2/1GB、HDDは、約750/約500/約320/約250GB。光学ドライブは、Blu-rayドライブ(DVDスーパマルチ機能搭載)/BD-ROM・DVDスーパーマルチ一体型/DVDスーパーマルチから選択する。また、地上アナログチューナーの有無も選択可能。共通仕様として、グラフィックスチップにGeForce8400M GTを内蔵する。地デジチューナーの「DT1」は別売。

2月9日より発売予定で、最小構成価格は9万9800円。