セイコーエプソンは高品質なレーベル印刷が可能なCD/DVDデュプリケータ「PP-100」を2008年2月中旬に発売すると発表した。同製品はCD/DVDの複製、作成と同社のインクジェット技術を活かした光沢写真画質のレーベル印刷を一括で行うことが可能。1枚毎にパソコンでデータを書き込み、その後プリンタでレーベル印刷を行う、といった手間をかけることなく一括で最大100枚までのCD/DVDを複製、作成することができる。また、静電気などで貼りついたディスクが2枚同時にドライブにセットされることを防ぐ独自の重送防止機構を備えている。

マイクロピエゾヘッドによる内蔵するプリンタモジュールを備え、180ノズル×6色のMACH方式インクジェットで解像度は1440×1440dpi。レーベル印刷に適した染料インクを採用。インクカートリッジは6色独立の大容量タイプによって1セットで約1000枚のレーベル印刷が可能だという。

書き込みと印刷を両方行った場合の処理速度はCDが1時間で30枚、DVDが13枚、レーベル印刷のみの場合、CD/DVDともに、はやいモードで45枚、きれいモードで30枚となっている。

対応OSはWindows XP SP2、インタフェースはUSB2.0を1つ備える。予想実売価格は50万円台前半。