いまだ出口の見えないコロナ禍の中、在宅勤務やテレワーク、一部出社も取り入れるテレハーフなど、さまざまな新しい働き方が求められている。今後、訪れるであろうウィズコロナ時代、コロナ終息後の新しい時代の働き方として、我々はどのような選択をしていくべきだろうか。コロナ禍前のような出社型の働き方に戻っていくのか、それとも、新たな働き方が主流となっていくのか――。

そんな”働き方の未来”や新時代に求められるPC環境などについて、スマホアプリ事業をはじめ投資家、アドバイザーなどのビジネスを展開するプレイ株式会社代表取締役のイセオサム氏に話を聞いた。

  • イセオサム氏2005年に日本テレビ放送網に入社し映像制作に従事。その後、オプトを経てHALOを創業しスマホアプリ事業を展開。海外からのアプリローカライズや、「ボケて」などのアプリをプロデュース。現在は、プレイ株式会社代表取締役、NAVICUS社外取締役として企業のデジタル活用アドバイザー、オモロキ取締役としてボケてのアプリと企業コラボを担当。副業をはじめとした新しい働き方を提示するオンラインサロン『ハイブリッドサラリーマンズクラブ』も運営。2020年に長野県の御代田町に移住し、フルリモートワーク中

新時代に求められるPCスタイルとは

――現在、イセさんはどのようなお仕事をされているのでしょうか。

イセ氏:「写真で一言(bokete)」というお笑いアプリやYouTubeチャンネルの運営などのプロデューサーとしての仕事がメインになります。また、副業が解禁になるなどいろいろな働き方の変化がある中でサラリーマンを応援するオンラインサロン「ハイブリッドサラリーマンズクラブ」の運営も行っています。働き方としては2年前に長野県・御代田町に移住しまして、現在はフルリモートで働いています。

――コロナ禍での働き方は具体的にはどのように変化したと考えていますか。

イセ氏:一番大きな変化は、リモートでのミーティングが当たり前になったことでしょうか。私が移住をしたのが2020年4月で、ちょうど緊急事態宣言が発出された頃でした。引っ越しをすることは以前から決めていて、コロナ禍にかかわらずある程度リモートで働くことを想定していましたが、思っていた以上に顧客や働く仲間がリモートに対応できるようになって、すごく働きやすくなりました。

ただ、当初はITリテラシーの差が大きかったように思います。『部長、マイクが入っていませんよ』みたいなことが結構ありましたね(笑)。そのあたりにみんなが慣れてきたのはここ最近ではないでしょうか。

――リモートワークのために、機器の導入が必要になる場合がありますが、いろいろな企業と関わる中で、導入の難しさを感じることはありますか。

イセ氏:オンラインミーティングのソフトウェアを導入する方法や、カメラはどのようなものが適しているのか、会議室にどのように設置すればいいのか、などのご相談を受けることも多かったですね。オンライン対応をできるようにしたいという企業は、僕の周りでは増えてきています。いわゆる伝統産業などでも、ミーティングはオンラインが当たり前。そういう状況にはなってきていると思います。

――現在、フルリモートで働かれているとのことですが、実際にやってみて想定どおりだったこと、想定外だったことなどはありますか。

イセ氏:当初は、オフラインでも打ち合わせがあるだろうと想定していて、週3東京、週4長野くらいのつもりでいたんですよ。でも、コロナ禍があって都内での打ち合わせがほぼ無くなり週7長野になった、というのが実情です(笑)。

  • まさに場所を選ばず働くイセ氏

フルリモートを実践する企業も増えてくる?

――今後、働き方に関して企業の在り方というのも大きく変化を求められるように思います。このあたりについてはどのようにお考えですか。

イセ氏:僕が今、役員をやっているうちの1社が社員40人ほどのSNSマーケティングの会社なのですが、コロナ禍になって会社の方針で完全にフルリモートに変えました。オフィスには8席しかないんですよ。なので、そもそも全員オフィスには入れないんです。オフィスに席が無い代わりに、自宅での仕事環境を整えるための手当や、ワーケーション手当を支給しています。それを使って、自由な場所で働いてください、という方針になりました。大手でも一部ではこのような動きもありますが、まだまだ少ない印象ですので増えてくるといいですね。

――フルリモートはまだまだ少なく、これからの働き方という印象ですよね。今後変化していく新しい働き方に求められるPCのスペックや業務環境はどのようなものになるでしょうか。

イセ氏:いわゆる企業で一括導入されているようなPCと比較して、というお話ではありますが、まずは、コンパクトであること。そして、どこでもネットワークに繋げることができること。それから、「会社のイントラに入らないと仕事ができない」という方は非常に多いですよね。ですので、そういったセキュリティがしっかりとしているかどうか。あとはバッテリーの持ちや重量の軽さも気にしておきたいポイントです。持ち運ぶことを考えると、軽くて移動の負担にならないことは大切だと思います。

  • ときにはワカサギ釣りをしながら働くことも! ワーケーションや新しい働き方をする上ではバッテリー持ちは欠かせないという

――イセさんがノートPCを選ぶ際のこだわりはどんなところでしょうか。

イセ氏:個人的には、キーボードのタッチなど「快適に仕事ができるかどうか」のほうががポイントになっていますね。ただ、僕の場合は動画編集もやったりする関係で、メモリは16GBくらいガッツリ積んでおきたいとか、グラフィックボードがあるとか、業務に必要なスペックにはしています。

でも、普通に事務作業などの仕事する分には、そこまでのスペックはいらないですからね。あとは、インカメラがあるかどうかが意外に重要です。パカッと開いて、そのままオンラインミーティングできるといいなと思っているので、インカメラは欲しいですね。

やっぱり、ビジネスマンにとってのPCは武士で言うところの刀ですから。自分に一番合っている、一番パフォーマンスを出せるPCを選ぶこと。自分が一番快適に使うことができるものを選ぶのが大切だと思います。

“新しいビジネススタイルにフィット”する「MousePro-NB420Z」

新しい働き方やそれに伴う環境づくりなど、自身で実践しているイセ氏。そんなイセ氏には今回、マウスコンピューターの14型ノートPC「MousePro-NB420Z」を紹介した。新しい働き方をする上での“刀”となり得る製品であるのか、率直に感想を伺った。

  • MousePro-NB420Z

――今回、イセさんにはマウスコンピューターの14型ノートPC「MousePro-NB420Z」をご紹介させていただきましたが、こちらのマシンの印象はいかがでしょうか。

イセ氏:それにしても14インチでこの軽さはいいですね。薄さ軽さはかなり魅力的だと思います。バッテリーも20時間も持つんですか? 僕は、割とワーケーションを山とか湖の上とかでエクストリームにやるので、けっこうバッテリーに困ることがあります。ワカサギ釣りをしながら仕事したり、会議を外でテントを立てて集まってやったりすることもあるので……(笑)。なので、アウトドアでワーケーションをする身としては堅牢性が高いのは魅力です。あと、LTE内蔵機種を選べるのもありがたいですね。

  • 約20.0時間の長時間バッテリー駆動も嬉しい

――「MousePro-NB420Z」は、機動性、堅牢性など新しいビジネススタイルにフィットしたマシンになっている印象ですね。最後に、これからの働き方がどのようになっていくのが理想か、イセさんのビジョンをお聞かせください。

イセ氏:会社の壁がなくなっていけばいいですよね。今はどうしても、会社ごとに別々になっていて、たまたま一緒のプロジェクトをすることはあっても、あんまりスムーズに繋がっていかない。そういう会社の壁が無くなればと思います。

あと、個人的な考えとしては、満員電車をなくしたいんですよね。エッセンシャルワーカーなど、通勤が必要な方や、出社した方が効率的な会社はもちろんあります。でも、リモートにできるはずの人も出社しているから、今のような現状がある。それをなくすためには、どこでも仕事ができるようになればいいワケです。自分にとって快適なPCを選んで、どこでも仕事ができる環境を自分で作っていくことが、これからの働き方を考えるうえで大切になるのではないでしょうか。

――本日はありがとうございました!

あらゆる要件を満たす「MousePro-NB420Z」

「MousePro-NB420Z」は、14.0型フルHD液晶ディスプレイを採用しながら1kg台前半の軽さと約20.0時間の長時間バッテリー駆動を実現したノートPC。薄型軽量ながらインターフェースが充実しており、USB Type-A(USB 3.0)、USB Type-A(USB 3.1)、USB Type-C(Thunderbolt 4)、HDMI、カードリーダー、ヘッドホン出力/ヘッドセット端子などを搭載する。USB Type-Cは映像出力に対応しており、本体液晶とHDMI出力を合わせると最大3画面のマルチディスプレイを実現できる。

CPUには第11世代インテルCore i7 -1165G7プロセッサーを採用しており、ビジネス文書の作成から動画編集などのクリエイティブ系業務まで快適に行うことが可能。また、オンラインミーティングをしながら資料を開いたり、メモを取ったりするなど複数のタスクを行う際も快適に使用できる。高速で遅延が少ないWi-Fi 6やBluetooth 5、Webカメラなども搭載しており、ワイヤレスイヤホンなどを利用しながらオンライン会議できるのも在宅ワークでは嬉しいポイントだ。

  • オンラインカメラはもちろんのことインタフェースも充実する

イセ氏が語ってくれた新しい働き方に対してまさに“刀”となり得る製品だろう。これからの働き方を変えたい人や、そうでない人もぜひチェックしてみてほしい。

【「MousePro-NB420」主なスペック】 OS:Windows 10 Pro 64ビット※1 ( Windows 11 Pro のダウングレード権を利用 ) ( PKIDラベル貼付対応 )、CPU:インテル® Core™ i7-1165G7 プロセッサー、メモリ:8GB、M.2 SSD:256GB (NVMe対応)、グラフィックス:インテル® 統合グラフィックス※2、パネル:14.0型 フルHDノングレア(1,920×1,080)、本体重量:約1.12㎏、価格:142,780円(税込、送料別)~
※1 出荷時はWindows 10 Proとなります。Windows 11 Pro インストール用のメディアが付属します。製品梱包箱にPKIDバーコード情報ラベルを貼付して出荷します。PKIDリスト提供サービスではありません。※2メモリ 8GB搭載時:インテル® UHD グラフィックス 16GB以上搭載時:インテル® Iris® Xeグラフィックス

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