マウスコンピューターで販売する「LUV MACHINES シリーズ」は、マイクロATXフォームファクターを採用したミニタワー型のデスクトップPC。また、コンパクトな筐体ながら、拡張性が高くオプションも豊富といった充実したパフォーマンスが人気のシリーズである。
そんなLUV MACHINESシリーズから、今回新たに登場したのが、プロセッサにAMD製「Ryzen」を採用したミニタワー型デスクトップPC「LUV MACHINES AGシリーズ」だ。
同シリーズの特徴や性能は後述にて詳しく説明するが、今回注目したいのはRyzenプロセッサを採用していること。同プロセッサは「Zen(ゼン)」マイクロアーキテクチャを採用したAMDの新プロセッサーで、従来製品よりもパフォーマンスが向上している。
LUV MACHINES AGシリーズには、用途に応じて「Ryzen 7 1700X」「Ryzen 7 1700」「Ryzen 5 1600」「Ryzen 5 1400」が標準搭載されており(ほかのプロセッサも選択可能)、ラインナップは以下となっている。
LUV MACHINES AGシリーズのラインナップ | ||||
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型番(価格:税別) | プロセッサ | グラフィックス | メモリ | ストレージ |
LM-AG350EN1 (84,800円) |
AMD Ryzen 5 1400 (4コア/8スレッド) (3.2/3.4GHz) |
GeForce GTX 1050(2GB) | 8GB | 1TB HDD |
LM-AG350EN1-SH2 (99,800円) |
AMD Ryzen 5 1600 (6コア/12スレッド) (3.2/3.6GHz) |
GeForce GTX 1050(2GB) | 8GB | 240GB SSD 1TB HDD |
LM-AG350BN1-SH2 (119,800円) |
AMD Ryzen 7 1700 (8コア/16スレッド) (3.0/3.7GHz) |
GeForce GTX 1050(2GB) | 8GB | 240GB SSD 2TB HDD |
LM-AG350SN1-SH2 (139,800円) |
AMD Ryzen 7 1700X (8コア/16スレッド) (3.4/3.8GHz) |
GeForce GTX 1060(3GB) | 16GB | 240GB SSD 2TB HDD |
LM-AG350XN1-SH5 (169,800円) |
AMD Ryzen 7 1700X (8コア/16スレッド) (3.4/3.8GHz) |
GeForce GTX 1060(3GB) | 32GB | 480GB SSD 2TB HDD |
LUV MACHINES AGシリーズの特徴に挙げられるのは、コストパフォーマンスの良さである。例えば、6コア/12スレッドのAMD Ryzen 5 1600搭載で99,800円(税別)、8コア/16スレッドのAMD Ryzen 5 1700搭載で119,800円(税別)など、これまでよりも多コア環境を安価に入手できるのだ。
今回は、マウスコンピューターから「AMD Ryzen 5 1600/GeForce GTX 1050(2GB)/メモリ8GB/240GB SSD/1TB HDD」を搭載する「LM-AG350EN1-SH2」を借用し、昨今需要が高まっている4K動画を編集、書き出しするというクリエイティブ用途にどのくらいのパフォーマンスを発揮するのか、という観点からレビューしていきたいと思う。