【特別企画】

徹底比較! フォトグラファー向け広色域ディスプレイ「SW2700PT」 vs 標準モデル

写真用途に最適化されたディスプレイ

ベンキュー「SW2700PT」は、写真の編集や鑑賞に最適な27型カラーマネジメント液晶ディスプレイです。広色域で広視野角のIPSパネルを備え、Adobe RGBカバー率は99%、解像度は2560×1440、表示色はフルカラー約10億7000万色と、それぞれ対応。遮光フードやキャリブレーションソフトが標準付属することも、フォトグラファーや写真愛好家にとってありがたいポイントです。

今回は、そんな見どころ満載の液晶ディスプレイSW2700PTの性能を検証するため、さまざまな条件で撮影した写真を用意し、実際にレタッチやRAW現像の作業を行ってみました。写真をどこまで美しくかつ正確に表示できるか、PhotoshopやLightroomは快適に使えるか。ほかの液晶ディスプレイと比較しながらチェックしていきましょう。

ベンキュー「SW2700PT」

レタッチやRAW現像はスムーズに行えるか

SW2700PTを試用してまず実感したのは、27型ワイドという大画面による写真表示の見やすさです。パネルサイズは横約60cm、縦約34cmあり、デジタルカメラの撮影画像を大迫力で表示できます。下の写真は、現在の主流ともいえる24型ワイドの液晶ディスプレイと比較したもの。同じ画像であっても、一回り以上大きく表示できることが分かります。

左は24型ワイドの「GL2460」で、右が27型ワイドの「SW2700PT」

SW2700PTの解像度は2560×1440(WQHD)に対応。24型クラスで一般的な1920×1080(フルHD)に比べて約1.8倍の画素数があります。この高解像は、RAW現像ソフトLightroomを使うときに大きなメリットを感じました。

ユーザーならご存じのように、Lightroomは画面の左右に表示される各種パネルを使って補正などの作業を行いますが、パネルの移動や並べ替えはできません。下にあるパネルを表示するには、上のパネルを閉じるか、いちいちスクロールする必要があります。

しかしSW2700PTの解像度2560×1440なら、パネルの開閉やスクロールを手間を最小限に減らすことが可能です。例えば、ヒストグラムパネルと基本補正パネルを開きつつ、トーンカーブを操作する、といったことができます。これは実に快適です。

Lightroomの操作画面を比較。解像度1920×1080(左)ではトーンカーブパネルが半分隠れてしまうが、解像度2560×1440(右)なら隠れることなく、スクロールの手間がかかりません

またレタッチソフトPhotoshop CCを使う際にも、高解像のメリットを実感しました。広い作業スペースによって、必要なパネルをすべて開いた状態でレタッチをスムーズに進めることができます。

Photoshop CCの操作画面を比較。解像度1920×1080(左)に比べて解像度2560×1440(右)は、たくさんのパネルを同時に表示できます

写真の発色や階調を正確に再現できるか

表示の品質については、Adobe RGBカバー率99%を誇る広色域がありがたく感じました。Adobe RGBとは、デジカメなどの標準的なカラースペースであるsRGBを拡張したもので、より広い色域を表現できるという特性があります。特に緑や赤系統の色域が広く、エメラルドグリーンの海や真っ赤な夕焼けをリアルに再現しやすくなっています。

sRGB対応ディスプレイ(左)に比べると、Adobe RGBに対応したSW2700PT(右)は、発色の豊かさで上回っています

10-bitパネルを採用し、表示色フルカラー約10億7000万色に対応している点も見逃せません。一般的な8-bitパネルに比べて64倍もの色を表示でき、暗部から明部までの滑らかな階調を再現できます。

モノクロ写真を表示したときも、階調表現力に差があることが分かります。SW2700PT(右)は、シャドウ部の微妙な階調もしっかりと表現できています

視野角については、上下左右ともに十分な広さを確認できました。SW2700PTはIPSパネルを採用しているため、TNやVA方式などのパネルに比べて視野角の面で有利になります。

TNパネルの液晶ディスプレイ(左)と、IPSパネルのSW2700PT(右)を比較してみましょう

斜め下から見ると、TNパネル(左)は画面が暗く感じますが、IPSパネルのSW2700PT(右)は十分な明るさを維持できています

斜め横から見ると、TNパネル(左)では色が濁って視認性が低下しますが、IPSパネルのSW2700PT(右)では表示に問題はありません

操作面では、OSDの使い勝手に大きな差を感じました。一般的な液晶ディスプレイは、表示のカラーモードを変更したり、色や明るさを微調整するためには、ボタンを何度も押す必要があります。ちょっと面倒ですね。カラーモードをひんぱんに切り替えるといった使い方には不向きです。

その点SW2700PTは、自分にとって使用頻度の高い設定をカスタムボタンに割り当てることができ、画面調整を素早く行えるのが便利です。さらに、標準付属するOSDコントローラーにも注目です。これを使えば本体側のボタンを押さず、AdobeRGBやsRGB、モノクロモードなどをダイレクトに切り替えることができます。

GL2460のOSDメニュー。カラーモードの切り替えは、メニューの階層の中にあり、素早い変更には少々手間取ります

SW2700PTのOSDメニュー。より細かい調整ができるほか、好きな機能をダイレクトに呼び出せる点が便利です

標準付属するOSDコントローラーを装着すれば、カラーモードなどの切り替えがいっそうスムーズに行えます

写真表示にこだわるユーザーにとっては、測色センサーを使ったハードウェアキャリブレーションに対応していることは必須条件といえます。SW2700PTは、もちろんハードウェアキャリブレーションに対応。しかも、キャリブレーション用のソフトウェア「Palette Master Element」が標準で付属しています。

SW2700PTは、キャリブレーション用のソフトや遮光フードが標準付属しながらも、実売価格は約8万円。非常にコストパフォーマンスに優れています

今回の試用では、SW2700PTの写真表示に最適なクオリティと快適な操作感を味わうことができました。27型ワイドの大画面とWQHD対応の高解像にいったん慣れると、これより小さい画面や低い解像度のディスプレイにもう戻る気にはなれません。

画質に関しては、本格的なレタッチや厳密なRAW現像に十分役立つ性能といえます。SW2700PTは、プロ/アマチュアを問わず、写真の表示にこだわる人に積極的にお薦めできる液晶ディスプレイです。

(マイナビニュース広告企画:提供 ベンキュージャパン株式会社)

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